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工法概要 SPR-SE

method SPR-SE

ガイドラインの適用工法に追記! 2019 年7月

SPR-SE工法とは

既設管きょ内にスチール部材で補強された硬質塩化ビニル製の帯状材料(プロファイル)をスパイラル状に嵌合しながら更生管を製管します。つぎに、既設管きょと更生管の間隙に間詰め材を充填して自立管を構築する更生工法です。

特長

  • 1

    非開削で水を流しながら施工できる唯一の自立管

    ・水を流しながら自立管で更生することができる

    ・施工を任意に中断可能。(時間制限、降雨など)

  • 2

    強化プラスチック複合管、コルゲート管など、あらゆる管種に対応可能

  • 3

    大口径管きょ(更生管径φ1500まで)も施工可能

  • 4

    浮上防止工のみで、変形防止のための支保工が不要

基本仕様

適用管種 鉄筋コンクリート管、陶管、強化プラスチック複合管、コルゲート管等
既設管径(既設管) 呼び径450~1650mm
曲がり 5°以下
最大施工延長 100m
製管時環境 水を流下させながら製管可能。水位は管径の30%程度。流速1.0m/s以下
耐震性能 レベル1地震動において設計流下能力を確保
レベル2地震動において流下機能を確保
建設技術審査証明書 (財)下水道新技術推進機構の建設技術審査証明書を取得しています。

施工手順

1.製管

牽引式

  1. プロファイルに製管径同等の巻き癖をつける。
  2. マンホール内に設置した牽引式製管機でプロファイルを嵌合する。
  3. 製管した更生管をウインチで引き込む。

自走式

  1. プロファイルに製管径同等の巻き癖をつける。
  2. 管内の自走式製管機へプロファイルを供給し嵌合する。
  3. 製管機か製管しながら自走していく。

2.支保エレス注入

  1. 浮上防止材を更生管内に設置します。
    ※小口径の場合は更生管内にチェーンを引込んだ後、水を入れて浮上を防止します。
  2. 間詰材を注入します。
  3. 間詰材硬化後、浮上防止材を撤去します。

3.取付管穿孔

取付管口を穿孔し、既設取付管と接続します。

共同開発

  • 下水道管きょの改築に適用される管きょ更生工法のうち、自立管に分類される製管工法(ら旋巻管)に関する設計手法や施工計画および施工管理の考え方を示すことを目的として、(公財)日本下水道新技術機構と共同研究を実施。